(一社)日本室内空気保健協会及び(一社)インクルーシブコミュニティ協会は共同で「合理的配慮を推進する会https://www.iaha.or.jp/gori/」を設立しました。
目的
2024年4月からすべての事業者が合理的配慮をの義務化になったことを背景に、それを推進する目的で当会を運営します。
- 当会は、全国に合理的配慮を推進するために、合理的配慮民間アドバイザーや賛同者らが交流やセミナー、イベントなど参加できるように継続的に開催し、場を提供します。
- 当会は、合理的配慮民間アドバイザーや賛同者らの絆を深め、それぞれの地域で発揮し社会変革を行うためにネットワークを形成します。
●合理的配慮とは
「合理的配慮」という考え方は、2006年に国連総会において採択された「障害者の権利に関する条約」(以下、「障害者権利条約」)に由来しています。障害者権利条約の第2条は「合理的配慮」について、「障害者が他の者との平等を基礎として全ての人権及び基本的自由を享有し、又は行使することを確保するための必要かつ適当な変更及び調整であって、特定の場合において必要とされるものであり、かつ、均衡を失した又は過度の負担を課さないものをいう。」と定義した上で、同条約24条5項において、「締結国は、障害者が、差別なしに、かつ、他の者との平等を基礎として、一般的な高等教育、職業訓練、成人教育及び生涯教育を享受することができることを確保する。
このため、締結国は、合理的配慮が障害者に提供されることを確保する。」と規定し、高等教育の機会を得るために障害者に合理的配慮を提供することを締結国に求めています。我が国も2007年9月に障害者権利条約に署名し、2014年1月に批准、同年2月に発効しました。
●合理的配慮民間アドバイザーとは
今、多様化を認め合う社会です。事業者と障害者(雇用者)がお互いに理解し合うことはとても大切です。しかしながら課題があります。それは障害者の多様化が進み、互いに理解を深めるには相当の時間を要するのです。
当資格を受講される方が、事業者と障害者との調整役となり、建設的な対話や環境整備の提案ができ、包み込む社会へと発展する役を担うために当資格制度を設立しました。
●賛助者をご希望されるかたは、こちらからお申込みください。当会事務局よりご連絡させていただきます。
合理的配慮に関する相談窓口
- 目的
- 労働に関する合理的配慮の相談を開設しあなたのお悩みを解決に導くアシストをさせていただきます。(アシストなので根本的な解決にならない場合もございます)
本申込みフォームに内容を記述し、オンライン(zoom使用)で相談会を個別に設定します。
- 相談窓口
- 相談窓口担当者は、CO-WELLアシスト代表 宗像かほり氏です。
労働、特に製造業、営業などの相談を得意とする社会保険労務士
保健師、公認心理士など資格をもっています。相談経験豊富。
- 申込方法
- ①申込み用紙をダウンロードし、記述後、メールに送ります。(申込み用紙に送り先メールアドレスが載っています)
②事務局が受け取り、相談の日程を宗像氏と致します。
③zoomで相談します。
料金:初回オンライン(zoom)面談30分間無料
2回目以降は30分4,000円(税別)です。
※面談料金は、次回相談日の前日までに、指定した銀行にお振込みください
合理的配慮事例フォーマット
合理的配慮の義務化が開始し、あなたが合理的配慮を感じた体験談を教えてください。
提供側、被提供側どちらでも構いません。事例が集まりましたら、事業所、自治体などにご紹介する予定です。
年間スケジュール
日程 | 内容 |
---|---|
2024年3月 | 合理的配慮民間アドバイザー資格制度リリース |
6月 | 組織編制、合理的配慮を推進する会:定款作成 賛同者を募集する |
7月 | 合理的配慮を推進する会設立(理事会後決定) |
7月~ | ホームページに当会の情報を掲載する 相談を受ける時の用紙を作成する |
10月 | アンバサダー3名決定 |
2025年夏くらい | 合理的配慮民間アドバイザー認定式とセミナーと交流会(1回目)in春日井市(仮) |
2025年冬までに | 建設的なコミュニケーションの取り方の技術の講座などを制作・政策提言の材料を集める方法を作る。 |
合理的配慮を推進する会YouTube開設しています。チャンネル登録よろしくお願いします。