【報告】オンラインセミナー

11月27日(水)19時~20時半すぎ

オンラインセミナーを開催しました。参加者数14人

講師
●株式会社寝室デザイン研究所代表取締役
松本康人(まつもとやすと)

四季を通じて快適に!寝室と寝床内の空気環境を整えよう

●日本室内空気保健協会 加藤美奈子

柔軟材から汚染ガスがでるって本当?

セミナー終了後、少しミニ交流会し、とても盛り上がり、延長して終わりました。

皆様夜遅くまでありがとうございました。


本日のセミナー要約

睡眠と寝室環境の重要性
松本康人氏が睡眠と寝室環境について講演を行っています。日本人の睡眠時間が世界で最も短いことを指摘し、快適な睡眠のためには光環境が重要だと説明しています。帰宅後は徐々に照明を暗くし、就寝時には完全に消灯することを推奨しています。また、睡眠ホルモンのメラトニン分泌と明るさの関係についても触れ、夜9時以降は明るい光を避けるべきだと述べています。
快適な睡眠環境のポイント
松本康人氏は、快適な睡眠環境を作るためのポイントについて説明しています。主な内容は以下の通りです: 寝室の照明は電球色が望ましく、キッチンや勉強部屋以外は暖色系がおすすめです。夏のエアコンは一晩中つけたままにし、温度は25-28度に設定するのが適切です。冬は16-20度が適温です。湿度は年間を通して40-60%が理想的です。 布団の中の温度と湿度も重要で、33度前後、40-60%が快適とされています。マットレスの上には除湿効果のある綿やウールのシーツを敷くことをおすすめしています。 アレルギー対策としては、ベッドの方が床よりもホコリが少なく良いとしています。また、掃除、こまめな洗濯、湿度調整、空気清浄機の使用などが効果的だと説明しています。花粉対策としては、布団を干す際にカバーをかけたままにするなどの工夫を提案しています。
枕と布団の選び方
松本康人氏が布団と枕に関する様々な情報を提供しています。布団叩きや布団圧縮袋の使用は布団を傷めるため推奨されないと説明する。枕の選び方については、マットレスの硬さと枕の高さの関係、仰向けと横向きでの違い、素材の特徴などを解説しています。枕を選ぶ際は、自宅のマットレスに近い硬さのものでテストし、仰向けと横向きの両方で試すことが重要だと助言している。また、迷った場合は少し低めで柔らかめの枕を選ぶことを勧めています。