会員取材レポート№1大和エネルフ(株)様
~未来にいいこと!プロジェクトを通して地域の人々に日頃の感謝を~ |
Q1. 大和エネルフ(株)様のCSR(地域への社会貢献事業)は春日井市で精力的に行われていますが、その中でも「未来にいいこと!応援プロジェクト」はどのようなものですか。 |
2018年度より春日井市の未来に寄与する、活力ある人と人のつながりを応援する事業です。春日井で『人の輝く社会』『環境まちづくりの推進』『次世代産業の育成』の3つの分野でその活動に取り組む法人・団体にたいして奨励金を交付しています。 ※詳細については こちら |
Q2. 当協会も昨年度奨励金をいただきましたが「未来にいいこと!応援プロジェクト」は他にどのような事業の方々に交付をしているのですか。 |
・特定非営利活動法人あいちかすがいっこ様 → 地域の子育て支援、女性活躍 ・災害ボランティア 愛・知・人様 → 自然災害被災地の復旧・復興支援 ・かすがい里山自然学校 → 市民の憩いの森・里山の景観を創造 ・環境アルギーアドバイザー支援ネットワーク愛知 → 環境まちづくりの推進 |
Q3. ほかにCSR(地域の社会貢献事業)としてはどのような活動をされていますか。 |
春日井市に寄付を以下の内容で行っています。 平成29年度は「環境まちづくり」で電気自動車など 平成30年度は「子育て支援」で子育てサポートキャラバン隊が使用する車 令和元年度は「文化芸術」で楽器やアーティストの移動車 令和2年度は「防犯対策」として防犯カメラ20台 今年度は「交通安全対策事業の推進」のために自転車ヘルメット購入補助費を 寄付しました。 |
Q4. CSR事業・未来にいいこと!応援プロジェクトを始めてから何か変化はありましたか。 |
大和エネルフ(株)の事業は春日井市民の皆様のご協力とご支援で成り立っています。弊社は、地域への恩返しとして「未来につながる事業」をしたいと考えています。本業は、廃棄物のリサイクル業です。さまざまなCSRをしてきたことで廃棄物のマイナスイメージを変えることができました。また、廃棄物から環境にやさしい燃料RPFを市民の方に正しく伝えることができるようになったと感じています。 |
Q5. 最後にメッセージをお願いします! |
弊社は、限りある資源の枯渇を防ぐため、廃棄物から製造した新エネルギーを地産地消・国内使用することで資源循環システムの確立を目標にしています。これからの時代は廃棄物の処分代をより安くしていくのではなく、地球環境によい廃棄方法に力を入れることです。持続可能な社会を目指し、廃棄物の処理方法を見直したい企業の方、またはご興味あるかたは御連絡ください。日本全国対応可能です。 大和エネルフ(株)様へのお問合わせ先はこちら |
取材を終えて 今回のインタビューで初めて知る事がありました。それは大和エネルフ(株)様が廃棄物から作り出した工業燃料RPFが春日井市の王子製紙(株)様の工場で石油の代替燃料として使われているという事です。春日井市在住の私が使った紙製品が廃棄され、燃料へと生まれ変わり、また紙が作られる。身近なところで地球環境に優しい資源の循環が行われていたという事をとても嬉しく感じました。当協会ではこの資源の循環を日本中に広めていく活動の一助となれば幸いです。 取材日時:2022年1月22日 場所:大和エネルフカスタマ―センター 取材協力:大和エネルフ(株) 執行役員本部長 下別府正樹 様 取材&文:一般社団法人日本室内空気保健協会 事務局:伊藤佳奈 |